大牟田市 歴木において屋根瓦の葺き替え 太洋瓦総工
三月になり、暖かい朝の着工です。
資材や道具搬入のついでに瓦止めの金具を取り外して明日の準備をしておきます。
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瓦剥ぎの様子です。ダンプは二台・・・クレーンを使っての作業と屋根から投げ降ろしの分で順調な進み具合です。
重ね張りのための野地板を屋根に上げています。
クレーンは午前中で帰りますから段取りよく作業する必要があります。
野地板張り 完了です。
本日の作業はここまでです。
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瓦を並べるための桟木を打ち、割り付けのしるしを付けます。
桟木には、当然水抜きの為の溝切りがしてあります。
水抜き桟木を使用する理由は、台風時、飛来物によりもしも瓦が割れたとしても降った雨が
軒先まで流れて雨漏りしにくいように・・と考えてのことです。
屋根の角(すみ)の部分の直角が極端に違います。
誤差はなんと75ミリ。このままでは瓦を葺くことは出来ません。
下地を調整して直角を作ります。
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瓦を上げる準備はすべて整いましたが、運送屋の関係で瓦の搬入が遅れそうです。
ブルーシートを張って、搬入を待つことにします。
お客様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解いただきました。ありがとうございます。
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使用する瓦は三州の陶器瓦で緩勾配対応の素晴しい瓦です。 棟は従来の積み上げる工法はなく、簡素で経済的な 7寸丸仕様の強力棟となります。
当社では、瓦葺きの割り・・(寸法)を極力縮めて、固く葺いています。
緩く葺けば効率よく早く仕上がりますが、お客様の立場で考えた場合は、どうしてもこのような仕様になります。 説明すれば当然、納得して喜んでいただけます。
※ 写真はクリックすれば拡大します。瓦のかみ合わせ具合をご覧ください。
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明日は谷切り、隅切りなどを行います。
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今日は強力棟の施工準備を行いました。
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あとは、破風板や板金の塗装と雨樋の施工ですが、しばらく間を空けさせていただきます。
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※ すべての写真はクリックすれば拡大します。