玉名市山田にて地震被害の屋根修理と瓦止め。 太洋瓦総工
地震被害の屋根修理と瓦止めを行います。
隅棟が二本壊れています。一本分の瓦は有りますが、もう一本分は足りないので、取り寄せとなります。 今から解体して掃除を行い、積み直します。
掃除をして、地瓦を収め直し、瓦に傷を入れます。なんばん漆喰が瓦によく付くように・・ちょっとした一手間です。
棟の土台を作って鬼瓦を取り付けます。土台が適当な硬さになるまで、他の仕事をします。
H.28.8.1
瓦止めの工程に入ります。
台風時に注意すべき箇所 ① 軒瓦 ・・ドリルで瓦に穴をあけて、ステンレスのビスで止めました。 軒部分を止めておかないと、瓦は簡単に飛びます。
台風時に注意すべき箇所 ② 地瓦 ・・この現場は軒瓦、袖瓦以外はただの一本も釘を打ってありませんでした。釘穴が小さくて、穴を開けるのが面倒だったのでしょう。
釘を打たないまま、瓦を接着すれば、強い台風が来た時、屋根瓦は繋がったまま、動いてしまいます。
ドリルで穴を大きくしてステンレス釘で止めました。
台風時に注意すべき箇所 ③ 棟・・・最も被害が出やすい部分です。
棟を止めたあとに、地瓦の全面接着を行います。
H.28.8.2