ようやく、霜が溶けたので瓦剥ぎに取り掛かりました。
本棟はブロックを積んであり、壊すのに大変手間取りました。
野地板の重ね張りを行うことによって、下地が強化されます。
高級ゴムアスルーフィングを張って防水効果を高めます。
H.30.2.26
瓦を並べるための桟木を打ち終わりました。
桟木には水抜き加工材を使用して、雨漏りがしにくいようにしています。
明日は大荒れの予報が出ています。本当は必要ないブルーシートですが、お客様が心配されないよう、一応張っておきます。 H.30.2.27
屋根に瓦を上げました。
地葺き:(軒瓦と桟瓦)を終えました。明日は、棟を積むために、屋根の上に材木で足場をつくります。 H.30.3.1
天井裏の熱気と湿気を逃がすための為の野地板換気口を取り付けました。 4個の喚起口によって、かなりの熱気が排出できます。
本棟を積む為に足場兼作業台を設置しました。 この上に資材を置いて作業をします。 H.30.3.2
横方向の瓦割り寸法が思うようにいかないので、見えない部分のモルタル破風に板金を施工しました。
棟の土台をシルガード(撥水シリコン入り・漆喰)で施工して雨に備えてブルーシートを張りました。雨が上がったら棟を積みます。 H.30.3.4
隅棟の一番下の瓦を並べました。水が浸入しないように、必ずハの形に積みます。基本です。これが出来ていない屋根がなんと多いことか!
横から見た様子です。この上に丸瓦まであと三段積みます。
隅棟を積み終えました。合計4本です。
棟の土台は白い漆喰で作りました。
土台以外は黒いなんばん漆喰を使って瓦を積みます。瓦を積む場合、勾配を緩くして積んだほうが見栄えは好いのですが、故障が出にくいよう、しっかり勾配を付けて積み上げます。
7段の棟が出来上がりました。
全景が写せないので、左半分の写真です。
右半分の写真です。
本堂の屋根からの写真です。現在、塗装中。瓦の仕事は終わりました。