荒尾市 東屋方より 雨漏り修理の依頼です。 太洋瓦総工
セメント瓦屋根からの雨漏りです。
屋根に上って一番最初に目についたのが、瓦の劣化による、このヒビです。
築30年とのことですが、このような瓦がかなりあります。
屋根のリフォームを提案しましたが、今回は、雨を止めるだけの工事です。
棟下の瓦も差し替えです。
第一の原因は 瓦を葺く時の寸法の甘さです。横なぐりの雨で、隙間から雨水が浸入したものと思われます。
この場所には太陽熱温水器があったそうで、この部分は接着されていません。
それ以外は下の写真のような状態です。
瓦の接着はしてありますが、意味をなしていません。
まず① 瓦釘が一本も無いこと。② 山の部分の接着がしてないこと。
これでは、台風のときは、瓦は簡単に飛びます。
接着してある瓦部分からの雨漏りはありませんが、苔が気になります。
とりあえず雨を止めるために接着をして、瓦の隙間を埋めました。
今回はここまでです。
早めの瓦の葺き替えをお勧めします。 H.27.7.11